Webサイトの移行や新規導入にクラウドサーバーがおすすめの理由

こんにちは。「SiteCloud」コンサルティングチームの西原です。

大きな負担と責任が伴うナショナルクライアントのWebサイト運用において、近年多くの企業がクラウドサーバーの導入を進めています。クラウドサーバーは、機能面やコスト面の両方でメリットがありレンタルサーバーにあった問題点を解決できる可能性を持っています。この記事ではクラウドサーバーによるサーバー問題の解決について触れていきます。

レンタルサーバーの持つ不安材料

企業のWebサイトがトラブルによって閲覧できなくなってしまう問題は、起きてほしくない現実です。閲覧に問題がある状況は、機会損失を生み出すだけではなく、心象、信頼を損ねてしまう恐れもあります。これまで、企業におけるWebサイトの利用は、レンタルサーバーやオンプレミスなどが選ばれてきましたが、導入前の設計時点では将来の運用予測が難しく、コスト面との兼ね合いや、運用上の問題など課題が多く発生します。

制作会社様からお聞きした過去の事例では、レンタルサーバーを利用したプロモーション用のWebサイトにおいて、急激なアクセス集中などによりWebサイトが落ちてしまい、閲覧ができない状態に...。「1週間くらいWebサイトが落ちていることに気づかなかった」「急遽、広告代理店から監視復旧の対応を頼まれることがある」「レンタルサーバーのため、原因や復旧タイミングなどがサーバー提供側に依存していてお客様に説明ができずに困る」など問題が発生することがあるようです。

レンタルサーバーの抱える問題

レンタルサーバーの運用にかかるコストは、長期的に考えるとなるべく抑えたいところです。低コストを実現するためのプラン設定をすれば、限られた機能の利用になってしまいますし、平常時には問題なく稼働できていても、プロモーションを行った時のアクセス数増大に耐えきれずサーバーダウンをもたらし、復旧まで時間を要します。

一方で、高負荷時を見据えたままのプラン設定で高性能なサーバーを利用すれば、平常時に機能過多となり、コスト的に見合わなくなってしまいます。利用状況に合わせてプラン変更を行いたくてもサーバーの移行作業が必要になるなど、時間もコストも発生し現実的ではありません。

サーバーの運用問題

大手企業におけるサーバーの利用では、専用サーバー(オンプレミス)の利用も多いのではないでしょうか?導入時には、各種アプリケーションソフトのインストールから設定まで行う必要があり、サーバー構築の自由度は魅力ですが、担当者の負担が大きくなってしまいます。

稼働状況の監視や障害時の対応、OSや各アプリケーションソフトのバージョンアップ、サーバーの調整といった日常業務も山積みであり、適切なセキュリティーやバックアップ体制によるトラブル時の対策も必須です。サーバー運用については、専門の技術者がおらず外部に委託しなければいけないことも多いのが現実です。日々の運用はこなせていても、トラブル対処まで満足に行えるでしょうか。プロモーション時には、サーバーの状況が絶えず気になってしまい、担当者の負担がさらに増してしまうことも考えられます。

オンプレミスの場合はハード面の運用も問題です。設置から長期間経過し経年劣化や性能的な不安が見えてくることもあるでしょう。障害等トラブルは自ら解決しなければなりません。また、自然災害リスクから不安を抱える場合もあるのではないでしょうか。サーバー設置場所が被災してしまう、直接的な被害はなくとも停電によるサーバーの停止。対策するには新たなコストがかかってしまいます。

クラウドサーバーの導入でもたらされる安心

触れてきた問題を一気に解決できるのが、昨今注目を集め導入が増えているクラウドサーバーです。ガートナージャパンが2021年6月14日に発表したプレスリリース「ガートナー、日本企業のクラウド・コンピューティングに関する調査結果を発表」の中では、“外部クラウドとオンプレミスのどちらにより多く投資すると考えているかを尋ねています。外部クラウドへの投資意向については、これから1~2年かけて外部クラウドの利用を増やすとの回答が2021年調査では過去最高の55%でした。併せて、オンプレミスへの投資意欲も拡大しました。” とあります。“クラウドサーバーへの注目が高まっている傾向と捉えられるのではないでしょうか。

出典:Gartner プレスリリース 2021年6月14日”ガートナー、日本企業のクラウド・コンピューティングに関する調査結果を発表

関心が高まるクラウドサーバーにおいて、トップシェアを誇るのがAWS(Amazon Web Service)です。米国Gartnerが現地時間2021年6月28日、別のリリースの中で「IaaSパブリッククラウドサービス市場に関する新たな調査の結果」として発表しました。2020年、Amazonがクラウドサーバー世界市場シェアの約40%を占めており、次に続くMicrosoft Azureのシェア約20%を大きく引き離しています。

出典:Gartner プレスリリース, Press Release, 2021年6月28日 Gartner Says Worldwide IaaS Public Cloud Services Market Grew 40.7% in 2020

クラウドサーバーの大きな特徴は、柔軟な拡張性。サーバーの性能から各種設定まで多くのカスタマイズが可能です。専用サーバーでは固定されていたサーバーの性能を、クラウドサーバーでは自由に変更できます。開設して間もないWebサイトなら少ないアクセス数から利用を始め、次第に増える規模に合わせてスケールアップできます。負荷変動が起こる場合でも、平常時はスケールダウンし、高負荷時はスケールアップするように自在に調節できるのがクラウドサーバーの魅力です。

しかし、クラウドサーバーは、導入時にサーバー構築が必要です。柔軟な拡張性がある反面、サーバー構築や設定が煩雑になってしまい、場合によっては専用サーバーの導入よりも手間がかかる場合や、専門の技術者不在により最適な設定に不安を感じることもあります。

近年では、そのような不安を解消するため、クラウドサーバー導入時の支援を行うサービスが数多くあります。さらに導入後のサーバー運用オプションを利用することで、負担や不安がますます軽減できます。導入時におけるサーバーの事業管理や、構築、移行に加えて、セキュリティー対策、バックアップやトラブル発生時の作業、各種アップデートに至るまで対応が可能となり魅力です。

さいごに

クラウドサーバー導入で課題や不安を安心材料に変え、メリットや利益を得ている企業が数多く存在します。「クラウドサーバーは結局コスト高だった」といった声が聞こえることもあります。しかし、Webサイトなど目的や役割に沿って本当に必要なサーバー環境になっているか、セキュリティ対策や運用設計の最適化を行うことで大きく改善を見込むことも可能です。サーバー環境の移行や新たな導入について検討のきっかけになれば幸いです。

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