MovableTypeの運用課題と保守業務に望むこととは?

こんにちは。「SiteCloud」コンサルティングチームの西原です。

Movable Typeを導入されている方の中には、Movable Typeの保守を任せている会社に課題を感じている方も多いのではないでしょうか。アップデート費用や、障害発生時の障害など、保守会社を選ぶ際に留意したい事項は様々あります。この記事では、保守会社の検討を行っているWeb制作企業様にお聞きしたMovable Type運用の現状と要望について触れていきます。

あとから発覚するアップデート費用の高さ

導入時の慎重な検討が重要

Movable Typeによるコーポレートサイト構築の機会が多い場合、通常のMovable Typeでは管理画面が重くなってしまうという現象が発生してしまうことがあります。お話をお聞きした制作会社では、解決するためにAWSのベンダーへ相談したところ「AWS AMI」の提案を受けて利用を開始、そのまま継続依頼したもののアップデートについて確認を行うと費用が数十万と言われてしまったとのこと。これまで都度アップデート対応を約3万円/回程度で行ってきたため、アップデートが必要でも従来の想定費用から差がありすぎて対応できずに困るっているとのお話でした。導入の初期費用で費用がかかってしまっているため、アップデートを含めたフルマネージドサービスに切り替える検討も難しいという問題に直面しています。

利用するきっかけとなった管理画面が重くなってしまう事象は改善される点と、アップデート方法がMovable Typeは再構築に時間がかかるものの、AWS AMIは独自の最適化がされており課題がされる点は良かったポイントになりますが、その後の運用面で選択肢や選び方が最適であるかは、導入時の慎重な検討が重要になってきます。

別のベンダー企業でも課題は残る

別のベンダー企業を検討する方法も検討されたものの、初期費用だけで数百万円必要になることや、AWSを数多く導入した実績があってもメインで対応しているWebサイトの種類が異なると、実制作時の工程で差異が生じることもあり結果として課題が残るため現在の状況が続いているようです。

例:ECサイトの導入実績が豊富だが、コーポレートサイトの対応実績は少ないとテンプレートを受領するまで時間がかかる

「あったらいいな」Movable Typeの保守支援内容

今後のMovable Typeを利用したWebサイトの立ち上げ、運用管理に際して保守依頼先に望むことをお聞きすると、企業としてセキュリティレベルが高い場合や、逆に明確なセキュリティポリシーがない場合も他社と同レベルにしなければいけないなど、セキュリティやその他のアドバイス・代行に関する要望が増えているためお願いしたいとのことでした。いくつか事例をご紹介します。

AWS AMIに頼らず「Movable Typeでこんな高速化ができた」という実績

Movable Typeで問題になりやすい点は、管理画面が遅いことです。ダイナミックな機能はできるだけ使わないようにしていても、お客様の体感による要望が存在するため、対応が難しい部分でもあります。このため、AWSにおけるMovable Typeのチューニング成果について「こんな高速化ができた」という実績が欲しい。

Movable Typeを理解した障害発生時の対応

「パフォーマンスの問題があった時」「外部攻撃を受けた時」「サーバーがダウンしそうになった時」様々な障害が発生した時に、Movable Typeをどれだけ理解したうえで連携して動くことができるか?迅速かつ手厚い対応が望まれます。

Movable TypeをAWSで導入する際の構成提案可否

Movable Typeを検討されているご相談では、AWSで導入する際の「Movable Typeに合わせたセキュリティ提案」や「提案内容がどのように安全であるかの説明」など、アドバイスが欲しいというご相談を数多くいただきます。「セキュアにするためにはMovable Type本体をどこに構成するか」「本番環境をどのように切り分けるか」専門的な知見がどの程度あるのかを提示して欲しい。

幅広いコンサルティング提案の可否

Movable Typeに限らず、幅広いコンサルティング提案を求められることがあります。例えば「会社が保有しているドメインの整理をしたい」ドメインの整理、設定のアドバイスや、整理することで生じる懸念事項の助言まで対応をお願いしたい。

運用保守をクラウド化する際のポイント

導入するのであれば、導入後のことまで踏まえて効率よく利用するしたいと考えるのは当然です。クラウド化することで様々な課題を解決できると考えがちですが、実際にはどんなものでも使い方が重要となります。

導入後に考えられる課題例

  • サーバーの処理に要する時間が余計にかかっているが対策できていない
  • サーバートラブル時に担当者が不在のためすぐに対応ができない
  • サーバーダウンが頻繁に発生しているが本質的な品質向上が進められていない
  • セキュリティ対策が行えていない
  • サーバーの知識がないためにどうすべきか考えて見定めることがわからない

課題を解決するためには、導入前の運用を見据えた想定の検討と常に状況を監視していざというときに迅速かつ的確な対応がとれることが重要です。コストを把握して適正な状態にすることや継続的なオプティマイズ管理など、運用保守がよいバランスで推進されていかねばなりません。

判断基準はさまざまになりますが

  • 深いエクスペリエンスがあるか
  • 障害対応における実績はどうか
  • 導入事例を参考にして対応力や提案力は高いか
  • 信用、信頼の度合いが高いか
  • しっかりとPDCAを回してくれるか
  • コスト面でも的確なアドバイスをくれるか

ポイントを押さえてこそ望ましい結果に導けます。

代行してくれるサービスの利用

望ましい結果を導くために要求される人材と技術を自社内に有する企業は決して多くありません。日ごとに進化を遂げる技術・サービスについて情報をチェックして、知識のアップデートを行なっている専門の運用支援会社のプロフェッショナルに外注することで手間をかけずに最適な運用により、新たな問題を抱えることも軽減できます。賢く効率良く運用をアウトソーシングすることで、社内の人材を本業に集約させることも選択肢のひとつではないでしょうか。

さいごに

今回は、Movable Typeにおける現状の悩みと、Movable TypeをAWSで利用する際の保守依頼に向けた要望について触れてきました。導入ひとつを取り上げてもその後の運用保守を視野に入れてどこまで備えることができるかや、実際にお客様との会話においても、様々な要望や必須で解決すべき事項が存在しその幅や未来における予測は難しい検討材料になります。信頼のおける伴走が可能な依頼先会社(パートナー)と共に、お客様の支援を行うことで、本来の業務内容やサービス提供に注力いただけることも想定できます。本稿が直面する課題改善や今後に向けた体制の見直しのきっかけになれば幸いです。

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