AWSでクラウドシフト!失敗しないための注意点とは?

こんにちは。「SiteCloud」コンサルティングチームの西原です。

新たなデジタル技術を駆使してビジネスに新風を吹き込む「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」が注目の的になっているなか、これまでの間オンプレミスで制御してきたサーバーやネットワークといったインフラをクラウドに置き換える企業が増えています。

一方で、ようやくクラウドへの置き換えに取りくむ企業では「何を用意すればよいか定かではない」「クラウド環境を構築した際の注意すべき点を知りたい」とお困りの場合も多いようです。そこで世界でもユーザ数が多いクラウド「アマゾン・ウェブサービス」(以下、AWS)についての移行準備と注意すべき点を紹介します。

世界で数百万のユーザーが利用するAWSの特長

AWSはサーバー・ストレージ・データベースといった多様なサービスが包括的に提供されているクラウドコンピューティングサービスで、世界で数百万以上日本国内でも数十万を超えるユーザーに活用されています。

豊富なサービスで柔軟性が高く、あとから性能向上が可能

「バックアップサーバーが欲しい」「Webサイトを構築・運用したい」といった用途に応じて、サービスを組みあわせて有効活用できます。サービスの柔軟性が高く、あとから性能向上が可能で優れており、追加や停止を柔軟に行えます。データの格納能力が不足したり、処理スピードに不安要素がある際は、ストレージサービスの設定で簡単に容量を追加・変更することもできます。設定を変更するだけでシチュエーションに応じた利用ができることは嬉しいポイントです。

バランスが保たれているパフォーマンスや自動アップデート

AWSは、全世界にデータセンターが設けられています。ユーザーにもっとも近い場所からサービスが提供され、高いパフォーマンスを保ちつつバランスが保った状態でサービスを利用することが可能です。また、コンスタントにソフトウェア・ハードウェアの自動アップデートも行われます。常に最も新しい状態に保たれており、アップデートを管理する必要がありません。オンプレミス環境でたくさんのコストが掛かっていたソフトウェア・ハードウェアの管理・運営がなくなることは、スリム化や生産性の向上といった面でメリットがあります。

セキュリティ対策やマイナスファクターへの備え

AWSは、AmazonのECサイトで利用しているセキュリティ対策そのものが活用されています。高度なセキュリティレベルで対策のアップデートも常に行われています。手法が巧みに変遷するため、対策が簡単ではないセキュリティを一任でき、メリットが大きいのではないでしょうか。またマイナスファクターが発生した際は、自動で別ゾーンのデータセンターにデータを移動させるため、障害時や災害に対して備えられています。自らサーバーをマネージメントすることとくらべて、かなりリスクを分散できます。人知の及ばない災害も多い中、バックアップ体制が整備されていて安心です。

時間に応じて料金を課す従量課金制

AWSは、使った分の代金のみを払う従量課金制を導入しています。時間単位での料金となっていますので、余計なコストがかかることなく利用できます。状況次第では大幅なスリム化につながります。機能が不要になった際は停止させ、料金を調整することも可能であるため、使用量にあわせて調整することで金額面においても柔軟性があります。概念実証で試みたいことを迅速に行ない容易にやめることもできるため、プロジェクトのPDCAもスピードアップします。クラウド環境を使えば新しいことにチャレンジしやすくなりDXもペースを速められるかもしれません。

スムーズなクラウドシフトを実現、AWS導入に必要な準備

WebサイトやシステムをAWS環境のクラウドに移行するする場合、どういった用意をすればよいのでしょうか。特に重要視されるべきことは下記の4つです。

移行計画

複数のWebサイトやシステムを移行する際、可能な限り影響が小さい対象から段階を経て移行することが推奨されます。次に移行先を立案して、200以上あるAWSサービスの中から活用するファンクションや構成を確定します。

AWS環境構築

最近、パブリッククラウド設定の不備やサーバの脆弱性を狙った執拗なサイバー攻撃が増えています。AWS環境の設定不備の修正やサーバOSなどの脆弱性対策を実施して不正アクセスや情報漏洩のリスクを低減します。

移行

サーバー・データベースといった移行対象となるワークロードをAWS環境へ移行します。既存システムの状況やネットワーク環境によって、影響範囲や難易度が異なりますので、さまざまな要素を検討して最適な方法で移行します。

運用計画

移行後は、オンプレミス環境と同じようにセキュリティやネットワークの監視やマイナスファクター対応といった運用を行います。また、ビジネス展開や忙しい時期に合わせて、サーバのCPU性能やストレージ拡充を実行します。こうした運用についても事前に検討して計画する必要があります。

安全性に問題がない運用に必要なAWSセキュリティ対策の注意すべき点

AWSへのクラウドシフトにあたり、特に注意すべき点のひとつがAWS環境構築時のセキュリティ対策です。近頃の「サイバー攻撃の絶妙化」「たび重なって発見されるインフラの脆弱性」を背景に、今やセキュリティ対策は侵入される前提で考える時代になっています。インシデントを未然に防止すると同時にインシデントへの対応力を高めることが必須です。

導入目的をしっかりと立てる

よくお聞きするのは、「DXのためクラウドを導入する」という声からいきなり導入することです。AWS導入する際は必然的に目的を立てます。AWSを導入して何をしたいのか、何を具現化したいのかが明らかになかった場合は効果があるAWS導入とはなりません。

AWS専任担当者を用意する

AWSは基本的にサービス提供の他には何もなく個別サポートもありません。トラブルが生じた時に慌てないないように専任担当者を用意することをお勧めします。少ない人数で対策を講じる必要がある場合は外部の代行会社に頼ることも視野に入れます。また年毎に新たなるサービスも登場しますので、専任担当者が「AWSでできること」を考慮しながらリサーチしていくことで効果的なAWS活用が進みます。

移行計画をしっかりと立てる

オンプレミス環境からAWSのクラウド環境へデータやWebサイト・システムを移行する際は、プランを立てたうえで行います。確認すべきポイントが多数ありますので、積み重ねられたデータやシステムのジャンルが多ければ多いほど移行作業は困難を伴います。移行を得意とする代行会社にサポートを依頼すれば、効率よく短期間のうちに移行できます。

セキュリティ対策をじっくりと前もって想定して準備する

パブリッククラウド環境に関してよくお聞きする不安に感じることはセキュリティ対策についてです。AWSのセキュリティ水準は高いためおすすめできますが、設定変更をする際やリアルタイムに見つけ出して処置する場合は、AWSのセキュリティサービスだけでは難しいケースもあります。また、AWSのサービス自体にマイナスファクターが発生したり、設定ミスといったヒューマンエラーによる対策の見落としが起こる可能性もあります。そのため、リスクヘッジとしてセキュリティ対策会社のサービスも合わせて検討することをおすすめします。

さいごに

AWSについて、事前に準備しておくことや注意事項を紹介しました。簡単・便利・アクセシビリティの高いAWSですが、導入時や移行時にセキュリティ対策を加味した時には、専門知識を有していないと対応が難しくなることもあり、かえって金銭的なコストや運用コストなどが掛かってしまうかもしれません。

導入に際して必要な注意事項はたくさんあります。リソース次第では準備の時点で時間やコストがかかってしまい、なかなか導入・移行ができないということも想定されます。IT環境を高性能化させて目的や役割に沿った拡大・発展をするためにも、AWSを積極的に検討してみてはいかがでしょうか。

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