WordPressプラグイン「PHP Everywhere」に重大な脆弱性。Webサイトへの影響と対策について(CVE-2022-24663)

こんにちは。「SiteCloud」プリセールスの高瀬です。

2022年2月にWordPressのプラグインPHP Everywhereについて脆弱性(CVE-2022-24663、CVE-2022-24664、CVE-2022-24665)が発表されました。

悪用されるとリモートで任意のコードを実行されてしまう可能性があり、アメリカ国立標準技術研究所の脆弱性データベースではいずれも危険度がCriticalとなっています。

https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2022-24663

https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2022-24664

https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2022-24665

PHP Everywhereプラグインが有効になっているサイトにログインしているユーザーが脆弱性を悪用して細工されたリクエストや投稿を行うことで任意のコードを実行できる危険性があります。

対象プラグインとバージョン

PHP EverywhereはWordPressサイトないのページや投稿の表示にあたってPHPの処理を入れ込むことのできるプラグインとなります。脆弱性の影響を受けるバージョンは下記の通りです。

・PHP Everywhere 2.0.3 以下

脆弱性の対策

PHP Everywhereプラグインを最新版にアップデートする形になります。WordPressのプラグイン画面から該当プラグインのアップデート有無を確認することをお勧めします。

ただし、2022年2月時点で脆弱性対象バージョンの2.0.3の次のリリースが3.0.0となっており、メジャーバージョンの変更に伴い、ショートコードの機能削除などがアナウンスされています。バージョンアップ前の検証やバックアップを入念に行っておく必要があります。

Webサイトへの影響について

WordPressでプラグイン「PHP Everywhere」を有効にしているサイトは本脆弱性の影響を受ける可能性があります。

WordPressにログインしていることが前提の脆弱性となるため、社内の人間以外でWordPressにログインしない状況であればほぼ問題ありません。逆に、社外の不特定のライターにログイン権限を渡していたり、会員サイトのように購読者がログインしているサイトでは注意が必要です。

さいごに

「PHP Everywhere」は2022年2月時点で3万件以上のサイトでアクティベートされています。

WordPressのプラグインでは日々脆弱性が発見され、攻撃に悪用されるリスクもあるため、日々のセキュリティアップデート情報を確認しておく必要があります。

弊社では日々WordPressおよびプラグインのセキュリティ情報をチェックしており、お客様のサーバーで利用しているプラグインについては検証、本番それぞれの環境でアップデートを代行可能です。

リリース後のWordPressサイトのセキュリティ情報のチェックが追いつかない場合はぜひご相談くださいませ。

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