サーバーの維持管理を削減!マネージドサービスのメリットと注意点とは?

こんにちは。「SiteCloud」コンサルティングチームの西原です。

Webサイトやシステム構築をして運用していくには、パッチ適応や稼働サーバーの管理など維持にかかる作業が発生します。この維持にかかる作業を削減するために、代行業者へ依頼する手段があリますが、代行業者が提供するサービス内容も様々あり、主に下記2点が挙げられます。

  • 専任のエンジニアがシステム維持に関連する作業を代行するサービス
  • AWSなどのクラウドサービスが提供するマネージドサービスを利用したサービス

本記事では、後者に該当するAWSのマネージドサービスを活用し、サービス提供を行なっている代行会社について触れていきます。

マネージドサービスのメリット

前述した通り、Webサイトやシステム構築をして運用していくには、維持にかかる作業が発生します。例えば、サーバーを日々運用していく中でパッチの適応の作業が発生します。パッチ適応の作業は、サーバーを最新のセキュリティ対策がされた状態にしておくという意味で、欠かせない作業になりますが、作業を行う上でパッチ適応の手順や方針検討、適応作業などの作業工数がかかります。パッチ適応の手順や方針の検討については、専門知識を持ったエンジニアのアサインが必要なため、その分単価が高くなります。

AWSマネージドサービスを利用したサービスにおいて、AWS側で運用の作業を自動化できるため、工数の削減や人的ミスがなくなるなどのメリットがあります。これは、代行業者を利用する側からすると、どちらでも作業代行が受けられるので、大差が無いように思えるかもしれませんが、工数が削減されている分、専任のエンジニアをアサインするのと比較し、サービス提供の費用が抑えられます。また、専任のエンジニアが対応する場合は、他ユーザーの作業も含めて作業方針や実施日時を調整するため、場合によってはサービスの一部提供までに時間がかかるケースがあります。

AWSにおけるマネージドサービス

ここでは、AWSマネージドサービスを利用するメリットを解説します。

セキュリティが強固である

AWSのマネージドサービスは、セキュリティを最優先事項としており、マルウェア対策や侵入検知、侵入対策といったシステム提供と管理が行われています。また、AWSが提供するサービスは厳格なコンプライアンス要件に則り、第三者機関によって認証されています。さらに、常に最新のセキュリティ環境が適用されており、強固なセキュリティが保たれています。前述したパッチ適応作業も自動で実行されます。

運用状況の可視化ができる

AWSのマネージドサービスを導入することにより、サーバー構築や運用を行うために必要な基本的なサービスやインスタンスなどを可視化し、情報のブラックボックス化を解消することが可能です。また、利用状況を可視化することでコストを最適化することができます。

変更に関する申請が容易である

オンプレミス環境への運用で変更が発生した際は、各所へ申請書に変更内容の記載を行い、承認を得る必要があることが多くありますが、AWSのマネージドサービスが提供する変更管理機能では、Amazon EC2でのインスタンスのデプロイや、Amazon RDSの構成変更といった変更に関する申請や承認がコンソールから簡単に実行できます。また、申請承認後には申請された変更内容を自動的に実行できるようになっています。このため、変更に関する申請が用意に行うことができます。

監視機能がある

マネージドサービスを利用しない場合は、サービスデスクと呼ばれる24時間365日の監視サービスを提供している事業者と契約をして、人力で監視や復旧までの作業を行います。一方で、AWSのマネージドサービスはインシデント管理機能により、システムを24時間365日の監視することができます。また、仮にインスタンスが終了するなどのインシデントが発生した場合、インシデント管理機能によって復旧作業を実行することで運用監視と対応を自動的に実施します。

バックアップが自動で行われる

AWSのマネージドサービスではバックアップを自動的に実施することが可能です。AWSのマネージドサービスには継続管理機能が搭載されており、ユーザ側であらかじめ設定しておいたタイミングで、バックアップを実施することが可能です。また、障害発生時のリストア対応なども可能です。

セキュリティバッチを管理できる

パッチ適応を人力で行い場合、現行のファームバージョンから該当する不具合を見つけてそれに対応したパッチを検討し適応作業が必要になります。一方、AWSのマネージドサービスでは搭載されているパッチ管理機能によって、Amazon LinuxやRed Hat Enterprise Linux、Windows Serverといったサーバーのセキュリティパッチを一貫したポリシーに則って実行することができます。

レポーティング機能を使用できる

AWSのマネージドサービスにはレポーティング機能により、さまざまなAWSのログへアクセスをおこなったり、毎月のパフォーマンスやイベントに関するサマリ情報を入手したりすることが可能です。

AWSマネージドサービスを利用する上での注意点

ここまでAWSマネージドサービスのさまざまなメリットをご紹介しましたが、AWSマネージドサービスを利用する上で、いくつかの注意点もあります。

コスト管理

AWSマネージドサービスはコスト管理に気をつける必要があります。AWSマネージドサービスのみに限った話ではありませんが、こういったクラウドサービスはある程度使ってから移行するのは手間がかかります。

また、AWSマネージドサービスにはRDSやAuroraなどのさまざまな種類があるため、それぞれのデータ構造や容量などの特徴を踏まえたうえで、機能とコストのバランスが取れたものを選ぶようにします。

オペレーションミス

AWSマネージドサービスはオペレーションミスに気を付けます。AWSマネージドサービスの管理はコンソール画面で何でも簡単に実施できますが、その分操作を間違えると簡単にオペレーションミスが反映されてしまいます。そのため、インスタンスの作成や起動、停止、削除、変更などの操作を実施する場合はオペレーションミスに十分気を付けるようにします。

オートスケーリング管理

AWSマネージドサービスは、オートスケーリングに任せきりにしないように気をつけます。AWSマネージドサービスは、オートスケーリング機能により、特定条件を満たすことで自動的にサーバーを増設できます。しかし、この条件が適切でなければ、不要なときにサーバーが増設されたり、逆に必要なときに増えずに処理が遅れたりすることになります。そのため、オートスケーリングの条件には余裕を持たせるようにします。

さいごに

本記事では、AWSマネージドサービスを利用したサービス提供を行なっている代行会社を利用するメリットを述べてきました。専任のエンジニアが対応するタイプのサービスと比べ、AWS側でセキュリティ対策、監視、利用状況の可視化などのサービスが利用できるメリットがあります。一方で、コスト管理やオペレーションミス、オートスケーリングなどの扱いには注意が必要です。AWSマネージドサービスのメリットを享受しつつ、注意点を考慮してシステム導入、運用を行なって行きたい際は、AWSマネージドサービスを活用したサービス提供している代行会社を利用することがおすすめです。

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