「Database Backup for WordPress」にSQLインジェクション脆弱性。Webサイトのリスクと対策について (CVE-2022-0255)

こんにちは。「SiteCloud」プリセールスの高瀬です。

2022年2月にWordPressのプラグイン「Database Backup for WordPress」にCSRF脆弱性(CVE-2022-0255)が発表されました。

悪用されるとサイト管理画面からデータベースに対して任意のクエリを実行される可能性があり、アメリカ国立標準技術研究所の脆弱性データベースでは危険度がHighとなっています。

https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2022-0255

該当プラグインを使用しているサイト管理画面のURLを細工することでWordPressデータベースに対して任意の操作を実行されてしまう可能性があります。

対象プラグインとバージョン

「Database Backup for WordPress」はWordPressのデータベースについて定期的にバックアップを取得し、ダウンロードできるようにするプラグインです。

・https://ja.wordpress.org/plugins/wp-db-backup/

今回の脆弱性の影響を受けるバージョンは下記の通りです

・Database Backup for WordPress プラグイン 2.5.1未満

脆弱性の対策

対策としては、プラグインをアップデートする形になります。WordPressのプラグイン画面から該当プラグインのアップデート有無を確認することをお勧めします。

Webサイトへの影響について

WordPressでプラグイン「Database Backup for WordPress」を利用している場合、本脆弱性の影響を受ける可能性がありますが、管理画面のURLを細工する形になるため、本脆弱性単体で外部から直接攻撃されるリスクはそこまで高くありません。

ただし、他の権限委譲の脆弱性と組み合わせるとデータベースの中身が流出したりデータを細工されてしまう危険性もあるため、こちらのプラグインでバックアップをとっている場合はプラグインのアップデートをお勧めします。

さいごに

WordPressのデータバックアップを取得できるプラグインは様々ありますが、今回ご紹介したプラグインも2022年3月時点で10万以上のサイトで有効化されています。

このようなサイトの運用に利用しているプラグインについても、日々セキュリティに注意を払う必要があります。

弊社では日々WordPressおよびプラグインのセキュリティ情報をチェックしており、お客様のサーバーで利用しているプラグインについては検証、本番それぞれの環境でアップデートを代行可能です。

リリース後のWordPressサイトのセキュリティ情報のチェックが追いつかない場合はぜひご相談くださいませ。

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